マナマカニ

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Superb Starling ツキノワテリムク

今週ご紹介するのは『ツキノワテリムク』です。
スズメ目ムクドリ科テリムクドリ属

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「テリムク」というのは、
羽がキラキラしていて金属的光沢を持つことから
”照りムクドリ”(光っているムクドリ)というような意味でつけられたらしいです。

和名の「ツキノワ」はツキノワグマと同じように
白い三日月のような模様に由来しているのだと思います。


テリムクにもいろいろな種がいますが・・・

チャバラテリムク Hildebrandt’s Starling
アカバネテリムク Red-winged Starling
ハジロテリムク Pale-winged Starling
ハシボソテリムク Slender-billed Starling
ハシジロテリムク White-billed Starling
カンムリテリムク Bristle-crowned Starling
キンムネオナガテリムク Golden-breasted Starling
エメラルドテリムク Emerald Starling/Iris Glossy Starling
アカハラオナガテリムク Meves’s Longtailed Starling

名は体を表す?

チャバラテリムク以外はほとんどその姿をとらえた英名です。

そんな中にあってツキノワテリムクの英名は
Superb(素晴らしい) Starling(ムクドリ)
と名付けられています。

確かにとても綺麗だけれど、
美しさだけならキンムネオナガテリムクとかエメラルドテリムクとかほかにもいるのにねぇ。

しかも、かなり遭遇率が高く、
善し悪しは別として、ロッジには餌付け台のようなものがあって
毎朝普通に観察できます。

昆虫や果実などを食べ、都市部の公園や人家の庭にもいたりするそうです。


そういえば、十年ほど前に府中市でツキノワテリムクが観察されました。
本来の生息地はアフリカ東部とされています。
アフリカから飛んできた? 船にのってきた?
いずれも考えにくいので、誰かが飼育していたものが逃げたと考えるのが妥当でしょうか。


ツキノワテリムクは数羽でまとまっていることが多いようにみえました。
ムクドリは繁殖期には基本一夫一婦制でつがい、
子育てが終わるとまた群れですごすそうですが、
ツキノワテリムクも大きくは違わないみたいです。

雑食なので餌はなんとかなるにしても、
パートナーを見つけることもできず、
一羽でずっといるのはせつなかったんじゃないかなぁと勝手に想像しています。




それにしても・・・
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「まーる描いてちょん」と絵描き歌になりそうなアニメチックな愛嬌ある顔と美しい羽、
にぎにぎしくおしゃべりしているような雰囲気、
見ているだけで楽しい気持ちにしてくれる鳥でした。

うむ、たしかに”素晴らしいムクドリ”ですね。



それではまた。