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巣立ちの試練その2@ツミ2020

昨日と同じ状況で撮った写真なので
画像は粗いですが・・・今日は禁じ手の3枚です。



1羽のツミがオナガに追われている頃、
もう1羽の子も羽を広げて巣から飛び出しました。


同じ方向に行くと危ないと思ったのかどうかはわかりませんが、
今度は反対側の木に向かって飛びました。


が、そこもオナガたちの木。


飛び出した途端にオナガの一斉攻撃にあい
あの子と同じように枝に逆さまにぶら下がったまま
身動きがとれません。
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四方八方からオナガが飛んできて
威嚇していました。

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その後、枝から足を離して地上に降りたあとも
オナガの攻撃は止みません。



よく見ると、オナガは決してつついたりはしていませんでしたが
ツミの子の体すれすれに飛び回り
叫びながら威嚇し続けていました。



そして、
ツミの子がなんとか飛ぼうと試みると・・・・
なんと、オナガが自分の羽でツミの羽を叩き、失速させたのです。

そうでなくとも思うように飛べない巣から出たばかりの子ども。
走って逃げるしかありません。



夜7時半、あたりがすっかり暗くなると
水を打ったようにオナガたちは静まり返りました。
どうやらねぐらに戻ったようです。



ツミの子は公園の片隅で呆然と立ち尽くしていました。

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このままだとネコやカラスに襲われないとも限りません。



巣ははるか上。

果たして戻ることはできるのでしょうか。




野生動物たちの生命をかけた営みに
そのサイクルから外れてしまった人間が
「可哀想だから」とむやみに手をだすべきではないと
自分を戒めています。

それぞれの生き物が自分たちを守るために
生命をつなぐために懸命に生きている。
どちらの肩も持つべきではない。



手を差し出したい気持ちを押し込め、
なすすべなく、
どうか2羽が巣に戻れますようにと
ただただ祈りながら公園をあとにしました。



つづく・・・。

.
ツミ 雀鷹
Japanese Sparrowhawk (学名 Accipiter gularis)
ツミの雛の天敵は主にカラス、猫など。
ときには他の猛禽に狙われることも。




Canon EOS-1D MarkⅢ EF300mm EXTENDER EF1.4X II
OLYMPUS M.40-150mm f2.8 pro ×1.4



マナマカニHP
https://www.manamakani.com
出張撮影・作品販売・データ貸出などお気軽にお問い合わせください。



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