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マナマカニ

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ライオンVSバッファロー!?

つづき・・・



翌早朝、やはりライオンは同じ場所にいました。


バッファローはほぼ食べ尽くされ、
ツノと肋骨だけになっていましたが、
名残惜しそうに食らいつくライオンたち。

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まだお腹いっぱいになっていないのかな・・・?
の割にはお腹が張っています。


ライオンは力の強いものから獲物を食べます。
立場の弱い子ライオンの中にはなかなか食べ物にありつけず
餓死してしまうものも少なくないそうです。
野生の世界はかくも厳しいです。




さて、よく見るとたくさんのライオンがいて
大きなプライド(群れ)であることがうかがえます。

食事を終えて周りでゴロゴロしているライオン。

くぼみにも・・・。

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そして、少し離れたところにも・・・

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ん?
このライオンたちの表情、緊張感がある。

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骨のそばにいたライオンも様子が変わりました。

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ライオンたちの視線の先が気になり、振り返ってみると・・・
いつの間にそこに来ていたのか、

バッファローです!

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しかも、ものすごい数!!

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一斉にライオンのいる方を見ています。

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バッファローはときに1000頭もの大きな群れを作ることがあるそうですが、
仲間意識が強く、襲われそうになっている仲間を助けたり、
場合によっては復讐することもあるのだとか。

射ち損じたバッファローに待ち伏せされて襲われたハンターもいると
聞いたことがあります。


もしかして、これから仲間を食べられたバッファローがライオンに復讐!?


宣戦布告するように道路に歩み出る一頭のバッファロー。
道路を渡り、ライオンのいる方へ歩き出しました。
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群れが続き始めます。
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ライオンたちは、逃げはしませんでしたが、
一様に動きを止め、
バッファローの動向を見つめていました。

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息を詰めて見守っていると・・・・


向こうからゴゴゴゴーッという音とともに車が土煙りをあげて走ってきました。


バッファローたちは慌てて元に戻りました。


このとき数頭道路を渡りきっていたのですが、
そのバッファローも車が通り過ぎた後、群れと合流。


実はこの後、もう一度一連の行動が繰り返されました。

2度目も、ついに突撃か!?
というそのときにまた車がやって来たのです。


結局、バッファローの大群はライオンを気にしながらも
ゆっくりと列をなして去って行きました。

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もし車が来なかったら、バッファローはどんな行動をとっていたのかな。


もちろん私たちもそうですが、
よそ者が野生動物たちの行動に何らかの影響を与えてしまっていることを
改めて感じ、申し訳ない気持ちになった瞬間でもありました。

しかし、
この素晴らしい世界を知り
微力ながら、それを発信することで
いろいろな人に関心を持ってもらうことにも意義があると思いたいです。


もし、国立公園のもたらす経済効果がなくなってしまったら
もっともっと野生動物は追いやられてしまうだろうと聞きました。

何もかも人間中心に進めようとする現実。

矛盾を抱えつつも、
野生動物の世界にお邪魔させてもらうことへの感謝の氣もちと
畏敬の念を忘れずにいよう。




それにしても、
バッファローはどうしてあのような行動をとったのでしょう。


あそこを通り過ぎるときに、自分たちの仲間の骨があることに気づいたのか・・・

目で?匂いで?

それとも、事前に狩りのことを知っていたのか・・・

群れのどこからどこまでが事情?をわかっていたのか・・・


正解がわからないだけに動物たちの世界を想像することはワクワクします。




もうすぐ新しい年がやって来ます。

来たる年が皆様にとって好き年になりますように。

そして野生動物がその生命を輝かせることができる年でありますように。

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それではまた。