春の妖精〜カタクリの花〜

カタクリが咲こうとしていました。
カタクリは春先の2ヶ月ほどしか地上に現れず、
その間に光合成を行い、
葉を枯らして姿を消します。
それを繰り返し少しずつ球根に養分を蓄えて
開花の準備をします。
種子が発芽してから開花までには7-8年ほどかかるそうです。
そうした早春の短い期間だけ姿を現す草花は
”春の妖精”と呼ばれています。
長年その時をまって咲いたカタクリ。
顔を地面に向けたまま
グンと花びらを天に伸ばすのです。
こちらは少し早く花を開かせました。

春分、
薄紫の小さな春の妖精から
春のお知らせが届いた今日の二枚です。
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