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マナマカニ 〜今日の一枚〜

ドヤ顔@タンチョウ2023

ドヤ顔@タンチョウ2023

首を曲げながら嘴と羽と尾を天に向けるタンチョウならではのこのポーズ。飛んできて着地が決まった時、踊る時、戦いに勝った時、いろいろな時に見られます。ガイドのSさんいわく「いわゆるドヤ顔」。その動きを連写で。真似したくなります。作文係が顔を上に向け腰を突き出していたら「ああドヤ顔しているんだ」と思ってください。タンチョウ 丹頂Japanese crane(学名:Grus japonensis)ツル目ツル科ツル属全長140cm程度 翼開...

ファイター@タンチョウ2023

ファイター@タンチョウ2023

「とぉりゃー!」「なにすんじゃ、こぉるぅあー!!」生涯添い遂げる愛の象徴としてのイメージが強いタンチョウですが、結構オラオラで、縄張り意識が強いようです。冬以外は自分のテリトリーを持ちさしずめ郊外の一軒家で家族だけで過ごします。しかし越冬地ではいくつもの家族が都心に詰め込まれた住宅のように隣り合わせになるためいさかいが絶えません。タンチョウの趾を大きくトリミングしてみました。鋭い爪がよくわかります...

侵入者@タンチョウ2023

侵入者@タンチョウ2023

サンクチュアリにやってきた大きくて白い鳥・・・やや!?タンチョウと似て非なるモノ。黄色が多い嘴と短くて水かきのついた足、キミはタンチョウではなくハクチョウ!「じゃ〜ん!」白鳥は海外から渡ってくるため感染症を持っているリスクもあり、道内だけで過ごすタンチョウを保護するにあたって気をつけなければならない存在だそうです。サンクチュアリの職員の方がハクチョウを追い払おうとしたその矢先、なんとタンチョウ自ら...

ソロダンス@タンチョウ2023

ソロダンス@タンチョウ2023

サンクチュアリでタンチョウを観察していると”おひとり様”ながらハッスルして1羽で踊っている鳥がいます。これからパートナーを探す若い個体なのか、それとも相手と生き別れたシングルなのか。ソロキャンプの魅力は独りの自由を楽しむことだというけれど、ソロダンスもまた然り?軽やかなジャンプのあとの着地がまるで羽生結弦さんのよう!自由を謳歌しているように見えた今日の三枚です。タンチョウ 丹頂Japanese crane(学名:...

ツルッパゲと未成年@タンチョウ2023

ツルッパゲと未成年@タンチョウ2023

タンチョウを漢字で書くと丹頂。「丹=赤、頂=頭」つまり頭が赤い、という意味。よぉ〜く見てみると・・・頭頂の赤いところは羽毛ではないのです。そう、ハゲているんです。細かいイボ状の皮膚が露出し、血管内の血液が透けて見えているのだそうです。別の角度から。ツルッパゲ、というのは「ツルツルのハゲ」ではなく「ツルのようなハゲ」からきているという説もあります。生き物の形態の進化にはなんらかの理由があるとされてい...

ご近所付き合い@タンチョウ2023

ご近所付き合い@タンチョウ2023

ねぐらへ帰るタンチョウたち。タンチョウは家族で行動しますが、集団で移動する様子も見られます。おなじ場所をねぐらにしている家族同士、タイミングがあった時には「それじゃあうちも一緒に」的に連れ立って飛ぶのではないかと勝手に推測しています。右から二番目子どもがいるので(みょ〜んとしてみてください)先頭を含めて右の3羽は家族、あとはカップルが二組におひとり様が1羽かなあ・・・などと想像すると楽しくて膨大な...

輪になって踊ろう@タンチョウ2023

輪になって踊ろう@タンチョウ2023

タンチョウは一回の産卵で2個の卵を産みます。ただ、自然界では天敵、気象状況、きょうだい同士の生存争いなどで淘汰され、1羽しか育たないことが多く、時には子を失ってしまうことも少なくないようです。それでも時々、子どもが2羽いる子育て上手の家族を見かけることがあります。移動中の川沿いで見つけたこの家族もそうでした。どれが子どもだかわかりますか?(昨日の記事を参考にしてみてくださいね)子どもたちが先にはし...

核家族@タンチョウ2023

核家族@タンチョウ2023

サンクチュアリに降り立ったタンチョウ親子。頭が茶色いのが子どもです。タンチョウの多くは夫婦、もしくは親子で行動します。いわゆる人間でいうところの核家族です。繁殖が成功した夫婦は生涯連れ添うようです。(例外もあるようですが・・・)この時期はまだ前年の春に生まれた子どもを連れていることが多いのですが、もうすぐ子別れの季節。親たちは次の繁殖に入る前に子どもを突き放し独り立ちさせます。こんな風にしていられ...

踊る、その心@タンチョウ2023

踊る、その心@タンチョウ2023

タンチョウはよく踊ります。プロポーズや繁殖前の求愛だけではなく興奮した時などにも踊り出してしまうようです。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリのツイートにキタキツネを追い払ったタンチョウが興奮冷めやらずにダンスをしたというものがありました。https://twitter.com/tancho_sanc/status/1597144250202087424?s=20冬の給餌場では給餌の時間の前後にタンチョウのダンスが見られる事がよくあります。ご飯が嬉しいのかもし...

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ@タンチョウ2023

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ@タンチョウ2023

2020年の環境省のデータによるとhttps://hokkaido.env.go.jp/tanchonogaiyou2020/tanchonogaiyou2020.pdfタンチョウの世界の総個体数は3430羽。その半数以上、1800羽が北海道に生息しているとのこと。そんなタンチョウも一時は絶滅したと思われていました。本来、湿原・湖沼・河川といった水のある場所に生息するタンチョウ。かつては冬になると本州に渡っていたそうです。江戸時代、現在の東京にも飛来していたようです。しかし、...