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猛禽もぐもぐタイム

年またぎ「もぐもぐタイムシリーズ」のトリは
トリだけに・・・鳥、猛禽です。
一箇所に固まっているハゲワシ集団。
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しげみに隠れて見えなかったのですが、
どうやら食事中だったようです。
同行者が「ツノらしきものが見えた」と言っていました。
アンテロープの屍肉でしょうか。
一団の中でひときわ大きく暴君ぶりを発揮している鳥がいました。
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ミミヒダハゲワシです。
まわりにいるのはたぶんシロエリハゲワシ?
なんか暴君の前では可愛らしくみえます。
所変わって小鳥に囲まれてのんびり羽繕い中のミミヒダハゲワシ 。
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体長は1mほど。翼を広げると3m近く。
そのくらいの大きさの鳥はほかにもいるのですが、ミミヒダワゲワシは体重が10kgを超えるのです。
その重たい体で、獲物を探すときには長時間飛ぶそうです。 
名前の由来は顔にあるヒダ。
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一見、不気味に感じますが、、、、
こうしてみるとなかなかハンサム?????(雌かもしれないけど)
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太い足、立派な鍵爪とくちばし、そして羽、
見るからに強靭そうです。
屍肉だけではなくときには自ら鳥類や哺乳類を襲うこともあるそうです。
次回はこの旅で出会ったKENYAの猛禽類をご紹介ます。
・・・・の前に
本日よりセドナに撮影に行ってまいります。
(って、撮るのは中村ですが)
でっかい景色、撮れるといいなぁ。
旅のお話とあわせて近日こちらのBlogでご紹介します。
それではまた。
ミミヒダハゲワシ Lappet-faced vulture タカ目タカ科




マナマカニHP
https://www.manamakani.com
出張撮影・作品販売・データ貸出などお気軽にお問い合わせください。

イボちゃん登場!(体の色のお話も・・・)


2019年が始まりました。

皆様にとって笑顔輝く年でありますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



今年は亥年。

そこで新年最初のブログは干支にあやかり
イボちゃんこと『イボイノシシ』の登場です。


日本にいるイノシシと体長は同じくらいですが
体型は足長スリムでなかなか格好いいです。

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身体は灰褐色ですが、泥浴びをするので
その土地の色に染まります。


上の写真はアンボセリ。
ここは火山灰土なのでイボイノシシ本来の体色に近いかな?
と想像しています。



そして下がツァボ・イースト。

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ツァボの土は赤。
同じイボイノシシでもまるで違いますね。



ゾウも泥を身に纏うので土の色が体色のように見えます。


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上がアンボセリ




下がツァボ・イースト

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赤土に染まったイボちゃんやゾウの方がカッコよく見える気がするのですが、
いかがですか?




イボイノシシの特徴はその名の通り顔にあるイボと
そして立派なキバ。

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横から見ると・・・

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こんな風に口がめくれ上がっているんですねぇ。


上のイボちゃんはトレードマークのイボが小さめですが


下のイボちゃんはしっかりイボイボ。

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このイボ、目の近くと頬に一対ずつ、合計4つあります。


おそらく左側は子どもなのですが、仙人のような立派なヒゲが生えていて
人間的に見ると年寄り感があって面白いです。

ちなみにイボイノシシの子どもは縞はなく
ウリ坊にあらず、です。




イボイノシシ は尻尾をアンテナのようにピンと立てて
一斉に走り出します。

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この姿がなんとも愛嬌があって、
これを見るとほどんどの人がイボちゃんのファンになってしまうようです。



2019年、イボイノシシにあやかって
心のアンテナを高くして感度を上げ、心豊かに暮らしてゆきたいですね。



それでは。



イボイノシシ Warthog 偶蹄目 イノシシ科
体長 110-150cm
肩高 65-85cm
体重 50-150kg




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ライオンVSバッファロー!?

つづき・・・



翌早朝、やはりライオンは同じ場所にいました。


バッファローはほぼ食べ尽くされ、
ツノと肋骨だけになっていましたが、
名残惜しそうに食らいつくライオンたち。

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まだお腹いっぱいになっていないのかな・・・?
の割にはお腹が張っています。


ライオンは力の強いものから獲物を食べます。
立場の弱い子ライオンの中にはなかなか食べ物にありつけず
餓死してしまうものも少なくないそうです。
野生の世界はかくも厳しいです。




さて、よく見るとたくさんのライオンがいて
大きなプライド(群れ)であることがうかがえます。

食事を終えて周りでゴロゴロしているライオン。

くぼみにも・・・。

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そして、少し離れたところにも・・・

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ん?
このライオンたちの表情、緊張感がある。

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骨のそばにいたライオンも様子が変わりました。

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ライオンたちの視線の先が気になり、振り返ってみると・・・
いつの間にそこに来ていたのか、

バッファローです!

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しかも、ものすごい数!!

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一斉にライオンのいる方を見ています。

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バッファローはときに1000頭もの大きな群れを作ることがあるそうですが、
仲間意識が強く、襲われそうになっている仲間を助けたり、
場合によっては復讐することもあるのだとか。

射ち損じたバッファローに待ち伏せされて襲われたハンターもいると
聞いたことがあります。


もしかして、これから仲間を食べられたバッファローがライオンに復讐!?


宣戦布告するように道路に歩み出る一頭のバッファロー。
道路を渡り、ライオンのいる方へ歩き出しました。
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群れが続き始めます。
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ライオンたちは、逃げはしませんでしたが、
一様に動きを止め、
バッファローの動向を見つめていました。

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息を詰めて見守っていると・・・・


向こうからゴゴゴゴーッという音とともに車が土煙りをあげて走ってきました。


バッファローたちは慌てて元に戻りました。


このとき数頭道路を渡りきっていたのですが、
そのバッファローも車が通り過ぎた後、群れと合流。


実はこの後、もう一度一連の行動が繰り返されました。

2度目も、ついに突撃か!?
というそのときにまた車がやって来たのです。


結局、バッファローの大群はライオンを気にしながらも
ゆっくりと列をなして去って行きました。

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もし車が来なかったら、バッファローはどんな行動をとっていたのかな。


もちろん私たちもそうですが、
よそ者が野生動物たちの行動に何らかの影響を与えてしまっていることを
改めて感じ、申し訳ない気持ちになった瞬間でもありました。

しかし、
この素晴らしい世界を知り
微力ながら、それを発信することで
いろいろな人に関心を持ってもらうことにも意義があると思いたいです。


もし、国立公園のもたらす経済効果がなくなってしまったら
もっともっと野生動物は追いやられてしまうだろうと聞きました。

何もかも人間中心に進めようとする現実。

矛盾を抱えつつも、
野生動物の世界にお邪魔させてもらうことへの感謝の氣もちと
畏敬の念を忘れずにいよう。




それにしても、
バッファローはどうしてあのような行動をとったのでしょう。


あそこを通り過ぎるときに、自分たちの仲間の骨があることに気づいたのか・・・

目で?匂いで?

それとも、事前に狩りのことを知っていたのか・・・

群れのどこからどこまでが事情?をわかっていたのか・・・


正解がわからないだけに動物たちの世界を想像することはワクワクします。




もうすぐ新しい年がやって来ます。

来たる年が皆様にとって好き年になりますように。

そして野生動物がその生命を輝かせることができる年でありますように。

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それではまた。

ライオンのもぐもぐタイム

・・・・またもや更新するする詐欺ですみませんm(_ _)m
瞬く間に日々が過ぎて行きますが、
皆様の2018年はどんな一年でしたか?

2019年になってもまだまだ続くKENYA2018、
どうぞ末長くお付き合いくださいませ。


というわけで、今回は『ライオンのもぐもぐタイム』です。





そろそろ陽が沈もうかという頃、
食事中のライオンを見つけました。

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獲物はバッファロー。
仕留めて間もないようでした。まだ大半が残っています。




喉のところとお腹にそれぞれ一頭。

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お腹に斑点があるのはまだ若い証拠。

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向こうから小走りにやって来たライオン。

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回り込んでお尻のあたりの肉を食べ始めました。




発達中のタマタマ

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そして、生えかかったタテガミ

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未成熟のオスライオンのようです。




近くにはたらふく食べたのか、豪快なヘソ天で寝転がるライオンがいました。

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「あー、もう食べらんない」ってところでしょうか。




夕方大きな獲物を仕留めたあとは
翌朝も同じところで見られることが多いとのこと。



そこで見たものは・・・



つづく・・・



キリンのもぐもぐタイム

キリンの好物はアカシア。

th_2018083キリンもぐIMG_0222(ツァボ・イースト国立公園)
高いアカシアの木の葉を食べられるのは
動物界随一の長身、キリンの特権です。



これがアカシア。
th_DSC06592.jpg(ツァボ・ウエスト国立公園)
すごいトゲ。
車のタイヤをパンクさせるほどの強さです。



キリンは長い舌(50cm近くあるそうですよ!)を使って
器用にトゲを避けながら葉を巻き取り食べます。
th_201808キリンもぐIMG_0497(ツァボ・ウエスト国立公園)
この写真では遠慮がちにちろっと出ているだけですが、
いざという時にはもっとびろーんと伸びるのです。



仮にトゲを飲み込んでしまっても体の中で刺さったりする事はなく
消化されずにそのまま排泄されるそうです。
またキリンの皮膚はすごく丈夫でアカシアのトゲが刺さることはありません。
すごいですねぇ。




キリンの食事は「もぐもぐ」というより、
上顎と下顎を横にスライドさせて咀嚼?すりつぶし?ているようです。

こんな感じ。
th_201808キリンもぐIMG_0739(ツァボ・ウエスト国立公園)




ところが今回、まさにもぐもぐ頬張っているキリンを見つけました。

th_201808キリンもぐIMG_0293(ツァボ・ウエスト国立公園)
(かなりトリミングして顔のアップにしたので画像が粗いですが・・・)
この顔!鼻の穴、膨らんでるしっ!




このキリンが食べているのはBoscia。
硬くて食べずらく、普通、キリンは食べないそうです。
なかなか咀嚼できずリスのような口になってしまったのかもしれません。

th_201808キリンもぐIMG_0292(ツァボ・ウエスト国立公園)

教えてくださったのは、今回私たちが参加した
教育エコツアーを主催されている
中村千秋先生です。
(ブログはこちらhttps://blog.goo.ne.jp/eleqxmoyommoja

中村先生によると、食べているキリンは妊娠中のようなので
(確かにお腹がパンパンです)
普段は食べない植物から特別な栄養などをとっているのかもしれないということでした。





ちなみにキリンの妊娠期間は15ヶ月ほどだそうです。
いっぱいもぐもぐして元気な子どもを産んでほしいですね。






th_2018083キリンもぐIMG_0094(ツァボ・イースト国立公園)
なんだか楽しげに見えた二組のキリンの親子。



<Memo>
キリン Giraffe 偶蹄目 キリン科
体長 360-500cm
体重 600-2000kg

※いくつかの亜種がありますがここで紹介したのは全てマサイキリンです。




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