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キリンのもぐもぐタイム

キリンの好物はアカシア。

th_2018083キリンもぐIMG_0222(ツァボ・イースト国立公園)
高いアカシアの木の葉を食べられるのは
動物界随一の長身、キリンの特権です。



これがアカシア。
th_DSC06592.jpg(ツァボ・ウエスト国立公園)
すごいトゲ。
車のタイヤをパンクさせるほどの強さです。



キリンは長い舌(50cm近くあるそうですよ!)を使って
器用にトゲを避けながら葉を巻き取り食べます。
th_201808キリンもぐIMG_0497(ツァボ・ウエスト国立公園)
この写真では遠慮がちにちろっと出ているだけですが、
いざという時にはもっとびろーんと伸びるのです。



仮にトゲを飲み込んでしまっても体の中で刺さったりする事はなく
消化されずにそのまま排泄されるそうです。
またキリンの皮膚はすごく丈夫でアカシアのトゲが刺さることはありません。
すごいですねぇ。




キリンの食事は「もぐもぐ」というより、
上顎と下顎を横にスライドさせて咀嚼?すりつぶし?ているようです。

こんな感じ。
th_201808キリンもぐIMG_0739(ツァボ・ウエスト国立公園)




ところが今回、まさにもぐもぐ頬張っているキリンを見つけました。

th_201808キリンもぐIMG_0293(ツァボ・ウエスト国立公園)
(かなりトリミングして顔のアップにしたので画像が粗いですが・・・)
この顔!鼻の穴、膨らんでるしっ!




このキリンが食べているのはBoscia。
硬くて食べずらく、普通、キリンは食べないそうです。
なかなか咀嚼できずリスのような口になってしまったのかもしれません。

th_201808キリンもぐIMG_0292(ツァボ・ウエスト国立公園)

教えてくださったのは、今回私たちが参加した
教育エコツアーを主催されている
中村千秋先生です。
(ブログはこちらhttps://blog.goo.ne.jp/eleqxmoyommoja

中村先生によると、食べているキリンは妊娠中のようなので
(確かにお腹がパンパンです)
普段は食べない植物から特別な栄養などをとっているのかもしれないということでした。





ちなみにキリンの妊娠期間は15ヶ月ほどだそうです。
いっぱいもぐもぐして元気な子どもを産んでほしいですね。






th_2018083キリンもぐIMG_0094(ツァボ・イースト国立公園)
なんだか楽しげに見えた二組のキリンの親子。



<Memo>
キリン Giraffe 偶蹄目 キリン科
体長 360-500cm
体重 600-2000kg

※いくつかの亜種がありますがここで紹介したのは全てマサイキリンです。




マナマカニHP
https://www.manamakani.com
出張撮影・作品販売・データ貸出などお気軽にお問い合わせください。


カバのもぐもぐタイムとカバトット

もぐもぐタイム第二弾は・・・

カバです。
th_201808カバIMG_0588
なんとも愛嬌があります。

その実警戒心が強く凶暴な動物として知られていますが、
丸っこい体とユーモラスな表情や動きを見ていると楽しくなって
うっかりそんなことを忘れてしまいそうです。


カバは水陸両用タイプ。羨ましい!


でも、いろいろと大変なこともあるようです。
皮膚を水や泥で湿らせていないとすぐにひび割れてしまいます。
そのため、日差しの強い日中はほとんど体を水中に沈め、
夜間に陸に上がり水場の近くの草を食べるそうです。


が、今回は日中、カバのもぐもぐタイムを見ることができました。
これはかなり遠いところにいたカバの親子なのですが、
湿地の中をずんずん進んでいます。
th_20180825Amb3ヒルIMG_2511


双眼鏡でよぉ~く見たら、、、
th_20180825Amb3ヒルIMG_2397
口をカバっと開けて
草をもぐもぐしながら歩いていました。


別の湿地にいたこちらのカバも。
th_20180825Amb4ヒルIMG_2556
水に体を沈めたままもぐもぐ。

一挙両得?ですね。



さて、カバの体の上にはよく鳥が乗っています。


その姿を見るたびに
♪カバとトットは仲良し~こよし、カバとトットでカバトットぉ~
という歌が頭の中を流れるのですが・・・・


先日、KENYAの写真のスライドトークをやった際、
カバトットを知っている人がたった一人しかいなかったことにショックを受けました。
ムーミンとは言わなくとも、ミツバチハッチと同じくらいメジャーなものだとばかり思っていました。


カバとトット・・・カバと鳥。
アニメの鳥はキバシウシツツキだそうです。


これはシラサギ。
th_20180825Amb4ヒルIMG_2569


子カバの頭に乗っているこちらの鳥はアフリカレンカク。
th_201808カバIMG_2139


キバシウシツツキはこちら。
th_A_MG_0242.jpg
この時はバッファローにくっついていました。

キリンについている姿もよく見かけます。


いつかカバトットのコンビに会えたらいいなぁ。



カバ Hippopotamus 偶蹄目 カバ科 カバ
体長 300-400cm
体重 1.5-5トン



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ゾウのもぐもぐタイム

”更新するする詐欺”が続いていましたが・・・
ようやくデータ整理がおわり、
夜も長くなってきたので^^;
2018年の残り、スパートしていきたいと思います!

秋になると、年末までいっきに駆け足で進んでしまいそうです。

今年を振り返るにはいささか早いですが
流行語大賞にノミネートされそうな「もぐもぐタイム」。
言葉の響きが可愛くて好きです。


今回のKENYAではいろいろな動物のもぐもぐタイムが観察できました。


というわけで数回にわけて「もぐもぐタイム特集」です。


トップバッターはアフリカゾウです。


現生動物では陸上最大のアフリカゾウ。

ほとんどの図鑑に
大きなオスだと体高(肩までの高さ)で4m,体重10トンを超えるものがいると記されています。

陸上動物界随一の大食漢です。


ひとくちに草食動物といっても、
草などを食べる草本採食(グレイザー)と
枝や葉、実などを食べる木本採食(ブラウザー)に分かれます。

例えばシロサイはグレイザー、クロサイはブラウザー。
口や歯の形が違います。

ゾウは・・・どちらも食べちゃうそうです。
さすが、大食漢!!



こちらはアンボセリ国立公園。

th_201808ゾウもぐもぐIMG_1309 2

ゾウの群れが穏やかに草を食べていました。



ゾウはなんでも食べつくして土地を荒らす、という悪いイメージをもたれていたことがあったようですが、
いまではゾウが生態系に欠かせない重要や役割を担っていることが知られています。
いっぱい食べて、ずんずん移動しながら、どんどん出す。
ゾウの糞のなかには未消化の種などがたくさん含まれています。
そこからあらたに植物が芽生えます。
移動しながら種まきをしているのです。
ゾウがいなくなってしまったら生態系は大きく崩れ、
草食動物たちの食べ物が減り、それを食べる肉食動物たちも生き延びられなくなる。
(かなりざっくりですが)
ゾウはたくさんの生命を支えているのですね。


そして今回感心したのが「食べ方」です。



草を器用に鼻でむしって

th_201808ゾウもぐもぐIMG_1435


むしゃむしゃ。



th_201808ゾウもぐもぐIMG_1436

そして、噛み切ってボロッとおとす。



th_201808ゾウもぐもぐIMG_1437

これは根っこです。




根こそぎではなく、根は大地に返す。
そこからまた草が生える。
泥が美味しくないからそうしているのかもしれませんが、
食べ方も、排泄も、ちゃんと巡るようになっています。



とり過ぎは自らを滅ぼす・・・

エネルギーや環境の問題を抱える現代社会への教訓のようですね。




かわってこちらは子ゾウのごくごくタイム。
お母さんのおっぱいを飲んでいます。

th_201808ゾウもぐもぐIMG_1301



お母さんの乳房は前足の間にふたつ、
ちょっと人間と似ています。

th_201808ゾウもぐもぐIMG_1424




子ゾウは口でおっぱいをのみます。(鼻じゃないんですね)


こちらの写真の方がわかりやすいかな。

th_201808ゾウもぐもぐIMG_1703

同じくアンボセリ国立公園です。



上手にのめるように、授乳期間は乳頭が外側を向くそうです。



これはツァボ・イースト国立公園のゾウ、
おかあさんのおっぱいの向きがよくわかります。
たしかにこれなら飲みやすい。

th_201808ゾウもぐもぐIMG_0110




じっくりおっぱいを観察すると授乳中のメスかどうかわかるようになるかなぁ。
次回はよりおっぱいを観察してみたいと思います!



<Memo>
アフリカゾウ African Elephant 長鼻目 ゾウ科 アフリカゾウ属 
体長 400-500cm
体高 250-400cm
体重 4.0トン-7.0トン


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インパラパラパラ

KENYAに行ってきました。

しばらくは不定期ながら更新頻度をあげて
今旅で遭った動物たちをご紹介します。

今回は、ツァボ・ウエスト〜アンボセリ〜ツァボ・イースト、
3つの国立公園を訪れました。

毎回フィールドに入るときは
どんな動物の どんなシーンに遭えるのかわくわくします。


遭えるも遭えぬもすべては天任せ。


とはいうものの、
いざフィールドに入って動物たちがさっぱり観られないと
やはりがっかりするもの。

「なんでもいいからお願い出てきて!」

と心の中で祈ったりして^^;


たっくさんの期待とちょっぴりの不安とで
まずはツァボ/ウエスト国立公園のゲートを潜りました。


一番最初に姿を見せてくれたのは『インパラ』でした。
th_201808-1IMG_0001.jpg


インパラは割と頻繁に観察できる動物。

最初こそ 「やったー!インパラだ−!」 とシャッターを切りますが

だんだん 「あっ、インパラか」 なんて
スルーしてしまうことが多くなってしまうのです。


でも、どこにでもいるわけではないのです。
生息域はアフリカ東部から南部にかけて。
ともすればライオンやアフリカゾウよりも分布域は狭いのです。



インパラは一夫多妻制。
一頭のオスがたくさんのメスを引き連れています。
いわゆるハーレム。
その数は20頭〜40頭とも。
なので、インパラを発見したら、
必ずといっていいほど近くに仲間がパラパラいます。
ときに枝の影にかくれてわかりにくいこともありますが、
よーく観ると 「あ!あそこにも!」 って。
フィールドでの観察は、この宝探し感がまた楽しかったりします。

th_201808-1IMG_0018.jpg
立派な角をもったオス。

ちなみに、、、、鹿に似ていますがインパラはウシ科の動物です。
角は生え変わりません。
一生モノ。
大事にしないとね。


th_201808-1IMG_0015.jpg
メスには角がありません。



一方、ハーレムを持てないものたちはオスだけのグループを作っているようです。
そして、ハーレムをのっとるタイミングを狙っているのです。

th_201808-1IMG_0370.jpg
これはおそらくオスたちのグループでしょう。
若いオスもいますね。
インパラは生後2〜3ヶ月で角が生え始め
半年ほどでハーレムから追い出されるそうです。


こちらは一昨年の写真ですが、
群れの動きがおかしいなと思ったそのとき
外からオスがやってきて、
ハーレムのボスとの闘いがはじまりました。

th_A_MG_0546.jpg


th_A_MG_0547.jpg
このときメスたちは我関せずな雰囲気だったのが面白かったです。
ボスを信頼しているのか、それとも柔軟に対応するつもりなのか。
「強ければアナタでなくともいいの」 って感じなのかもしれません^^;



滞在5日目の朝、ツァボ・イーストで日の出とともにあらわれた一頭のオスのインパラ。
周りにメスはいなかったようです。
th_201808-2IMG_0967.jpg
何かを決意しているようなそんな瞳にみえたのは気のせいでしょうか。


<Memo>
インパラ Impala ウシ科 インパラ属 
体長 110-150cm(ここでいう体長とは頭部と胴体をあわせた直線的な長さ)
体重 40-65kg





マナマカニHP
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お知らせ

はじめまして。

マナマカニのニューファミリー、
th_IMG_1467.jpg
レア(オトコの子・左)とポノ(オンナの子・右)です。
もうすぐ4ヶ月になります。

よろしくね。

中村とさとうは今日からケニヤってところに行きました。

なので、今週と来週のブログはおやすみだそーです。


われらネコよりももっともっとおっきな肉球のあるどうぶつなんかがいるらしいよ。


つぎの「こーしん」をまっててね。